こんにちは。ペペ子(@pepeko_segirl)です。
2019年に横向きに埋まった親知らずの抜歯体験記を公開しました。
上の記事を読んでいただくと分かるのですが、初めて横向きに埋まった親知らずを抜いたときは工事現場のような手術を体験しました。
手術後4~5日ほどはほっぺがぷっくり腫れ、痛みから食事も満足に取れず、なかなかのトラウマ体験となりました。
当時職場の先輩にこの親知らずの抜歯体験を話したところ、「池袋に親知らず抜歯センターってところがあって、そこの先生がめちゃくちゃ腕がいいよ。抜歯後も腫れないよ。」と教えてくれました。
そのときまだ横向きに埋まった親知らずが1本残っていたので、早速親知らず抜歯センターを訪問して初回の診察をしてもらいました。
※親知らず抜歯センターで初めて診察をしてもらったときの話も上に貼った記事に記載しています。
初診の際は料金の高さにひよって抜歯をしませんでしたが、あれから2年が経ち、「そろそろ残りの親知らずも抜きたい!」と思いました。
そして2年ぶりに親知らず抜歯センターを訪れ、一本残っていた「横向きに埋まった親知らず」を抜歯してきました!
今回は親知らず抜歯センターで抜歯をした体験談をお伝えします。
・親知らず抜歯センターでの治療は痛い?
・親知らず抜歯センターで抜歯をしたら腫れないってほんと?
・治療後に日常生活への影響はある?
こんな疑問にお答えしていきます。
親知らず抜歯センターとは?
親知らず抜歯センターとは、早い・痛くない・腫れない治療をウリにしている池袋の歯科医院です。
院長は大学病院の口腔外科出身で月に約300本の親知らずを抜いているという、親知らずの専門家です。
親知らず抜歯センターの公式サイトでは、マンガで分かるガイドや様々な症例の紹介がありますので、詳細はそちらをご覧ください。
治療の内容
親知らず抜歯センターでは、保険治療と自費治療の2種類の治療方法があります。
自費治療は院長先生のみが行う治療であり、保険治療より費用は高額になります。
しかしCTで精密な検査を行うため、保険治療よりも安全で確実な治療ができます。
また、抜歯時に回復促進薬を打ってもらえるため、抜歯後の痛みも少なくなります。
私が今回抜いたのは歯茎に埋まった横向きの親知らずで、さらに神経に近い場所に生えていました。
「抜歯で神経に傷がつくリスクを極力減らしたい」と思い、高いけれども自費診療を選択しました。
治療の流れは一般的な抜歯とほぼ同じで
レントゲン撮影&治療の説明
↓
抜歯(レントゲン撮影とは別日)
↓
消毒(抜歯の翌日)
↓
抜糸(抜歯の一週間後)
という流れでした。
※「抜歯」と「抜糸」が同じ発音でややこしいですが、「抜歯」は歯を抜くこと、「抜糸」は縫合に使った糸を抜くことです。
一般的な治療と違う点として、親知らず抜歯センターでは抜歯当日にCT検査を行いました。
抜歯当日の治療内容と所要時間は以下の通りです。
麻酔→約2分
CTスキャン→約5分(CTスキャンをしている間に麻酔を効かせる)
抜歯→約10分
止血→約5分(ガーゼを噛んで寝ているだけ)
麻酔について、公式HPでは「業界で一番細い針を使っているので麻酔時も痛くない」と書かれていましたが、割と普通に痛かったです(笑)
もちろん、大人であれば我慢できる範囲の痛さなので心配はいりません。
抜歯中は「水の出る機械で歯を切っているな~」とか「あ、今ペンチで抜こうとしてるな~」といったタイミングが経験からなんとなくわかりましたが、麻酔が効いていてまったく痛くないし、なにより先生の手際がとても良くて安心して治療を受けられました。
下の記事で詳しく書いていますが、一般の歯科で抜歯をしたときは20分ほど工事みたいな治療を施されて、だいぶトラウマになりました。
それに比べて、親知らず抜歯センターでの抜歯は10分ぐらいで済み、体感的にも「早く終わったな~」という感じでした。
治療にかかった費用
私は保険治療ではなく自費治療を選択しました。
お値段は税込みで35000円。
高いですよね。。
親知らずの生え方によって値段が変わるみたいですが、私の場合は横向きに埋まっている&神経に近いところに生えているという「複雑抜歯」だったため、通常より少し高めの値段となったようです。
歯の健康への投資だと思い、思い切って35000円支払いました。
これが保険治療になると1万円ほどで済みます。親知らずがまっすぐ綺麗に生えている人は保険治療で十分なのではと思います。
ちなみに保険治療は現金支払いのみですが、自費治療の場合はクレジットカードが使えます。
治療後の生活への影響
続いて治療後に発生した日常生活への影響を
- 頬の腫れ
- 食事
の2つの観点からお伝えします。
頬の腫れ
初めて横向きに埋まった親知らずを抜いたときは4~5日間ぷっくりほっぺが腫れました。
親知らず抜歯センターでは「腫れない治療」を謳っているため、「本当に腫れないのか?」を検証するべく、抜歯の翌日から抜歯をした方の頬の写真を撮影しました。
抜歯翌日
吹き出しで「ココ」と記載している箇所が抜歯をしたところです。
抜歯翌日は「お、腫れてないじゃん!」と少しテンションが上がりました。
余談ですがこの日はTOEICを受けました。親知らず抜歯センターで処方してもらった痛み止めを飲んでいたので、「痛みで試験に集中できない」なんてこともありませんでした。
出だし快調です。
抜歯2日後
・・・・・・・・
腫れとりますやん・・・!!!
抜歯翌日の写真と比べるとぷっくりしているのがよく分かります。
親知らず抜歯センターのHPで「腫れない」という宣伝をみたときは「ほんまかいな」と懐疑的だったのですが、私の場合は「腫れない」は嘘でした(泣)
ちなみにこの写真を撮影した前夜に痛み止めを飲み忘れ、治療痕がじんじんと痛みました。痛みによる発熱も出てしまったため、この日は仕事を早退しました。
痛み止めを飲んで半日寝たら熱は下がり、翌日からは普通に仕事に復帰できました。
処方された痛み止めはきちんと服用しましょう。
抜歯3日後
抜歯3日後も抜歯2日後と同じぐらい腫れていました。
腫れが続くと、「リモート勤務でよかったな」と思います(現在フルリモート勤務のSE)。
抜歯4日後
抜歯4日後は、抜歯2~3日後に比べると腫れがちょっと引きました。
抜歯後2~3日が腫れのピークでしたね。
抜歯5日後
抜歯5日後になると、腫れが引いて元のほっぺの状態に戻りました。
親知らず抜歯センターの「腫れない治療」に期待していたのですが、抜く親知らずが横向きに埋まっていると普通に腫れるということが分かりました。
私と同じ横向きに埋まった親知らずを抜歯する場合は、抜歯後1週間以内に大事な予定がないことを確認して治療に臨んだ方が良さそうです。
食事
一般の歯科で横向きに埋まった親知らずを抜いたときは、3日ぐらいお粥やうどんといった「あまり咀嚼が必要ないもの」しか食べられませんでした。
しかし親知らず抜歯センターでの抜歯後は、咀嚼時に多少の痛みはあるものの、通常通りの食事(パンやお米やおかず)を摂ることができました。
まとめ
私の体験ベースですが、最後に一般の歯科と親知らず抜歯センターでの抜歯治療の違いをまとめます。
一般の歯科(※) | 親知らず抜歯センター | |
治療時間 | 約40分 | 約20分 |
治療後の腫れ | 抜歯後3日目をピークに5日間ほど腫れる | 抜歯後2~3日目をピークに4日間ほど腫れる |
治療後の食事 | 3日ほどは痛みでおかゆやうどんしか食べられない | 咀嚼時に多少の痛みはあるものの、抜歯の翌日から通常通りの食事が可能 |
治療費 | 5000~6000円 | 10000~35000円 |
※あくまで筆者がかかった一般の歯科に対する評価であり、実際は歯科医院によって差があると思います。
親知らず抜歯センターでの抜歯治療は一般の歯科と比べてお値段が張りますが、その分先生の技術力が高さを感じることができました。
腫れは出たものの、親知らず抜歯センターにお願いして後悔はしていません。
親知らずを放置すると虫歯になりやすく、口臭の原因にもなったりするため、早めに抜いた方が吉です。
まずは相談だけというのも可能なので、親知らずの治療をなるべく痛みなく済ませたいと考えている方は、親知らず抜歯センターに足を運んでみてください。
それでは。
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