27歳女の結婚をめぐる葛藤

人生
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こんにちは。ペペ子です。

 

 

私は27歳で大学時代からお付き合いしていた人と入籍しました。

 

 

現在は入籍から1年ほど経ち穏やかな日々を過ごしていますが、先日スマホの中で「27歳の結婚を巡る葛藤」というタイトルのメモを見つけました。

 

 

このメモは入籍する8ヶ月前の未婚約状態の時に書いたもので、独身アラサー女のリアルな葛藤が綴られていました。

 

 

メモの内容がなかなか面白かったので、この記事で公開するとともに、メモから読み取れる独身アラサー女の3つの葛藤についてお話ししていきます。

 

 

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メモの内容(原文ママ)

 

大学時代は、27歳までに結婚したいと思っていた。

でもいざ27歳になってみると、「いうほど結婚したいか?」と思った。

ひとりでも経済的に自立しているし、自由な生活が楽しい。

でも彼氏と同棲しようって話になった時、なんの約束もないまま同棲して、ずるずる3年ぐらい経って気がつけば30歳という未来が頭をよぎった。

その時、素直にそんな未来は嫌だなって思った。

一緒に暮らすなら、それなりの責任を持った状態で暮らしたい。

あと物件さえ決まれば同棲開始というタイミングで、彼氏に「なんの約束もないまま同棲するのは嫌」と話した。

意図は伝わったようで、彼氏は「結婚する?」と返事をした。

でもそこでわたしは拍子抜けをしてしまった。

「結婚する?」は、彼氏の意思表示ではなく私の意思確認だった。

私は同棲するなら婚約してからがいいけど、かといって今すぐ結婚したいわけじゃなかった。だから、言葉に詰まった。

はっきり「結婚してください」とは言ってくれないんだなとモヤモヤ。

あんまりこの話題を引っ張るべきじゃないと思って、別の話題に切り替えた。

 

 

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27歳独身OLの3つの葛藤

 

ここからは、メモから読みとれる27歳独身OLの3つの葛藤について掘り下げてみます。

 

結婚するべきか否か

 

大学時代は、27歳までに結婚したいと思っていた。

でもいざ27歳になってみると、「いうほど結婚したいか?」と思った。

ひとりでも経済的に自立しているし、自由な生活が楽しい。

 

社会人になって3年が過ぎたころから、「結婚するメリットって何だろう?」と考えるようになりました。

 

 

一昔前であれば、女性にとっては「寿退社して専業主婦になれること」が大きなメリットだったのかなと思います。

 

 

しかし令和の世では「寿退社」はもはや死語。

 

 

経済的に豊かな人生を送るために、女性も子どもを持ちながら働くことが普通になっています。

 

 

そんな時代を生きるアラサーOLなので、「そもそも扶養に入るつもりがなければ結婚する意味ってなくない?」と思っていました。

 

 

また、経済的に自立した状態での自由な独身生活に満足していたこともあり、「あえて身を縛るようなことをする意味ってなんだろう?」とも考えていました。

 

 

自分で稼いだお金で生活費用を賄って、貯金もできている。

 

 

休日は時間とお金を自分の好きなように使える。

 

 

そんな生活が気に入っており、「結婚してこれ以上快適な生活になることってある?」と疑問に感じたりもしていました。

 

 

婚約前に同棲するべきか否か

 

でも彼氏と同棲しようって話になった時、なんの約束もないまま同棲して、ずるずる3年ぐらい経って気がつけば30歳という未来が頭をよぎった。

その時、素直にそんな未来は嫌だなって思った。

一緒に暮らすなら、それなりの責任を持った状態で暮らしたい。

 

 

婚約前に同棲をすると、同棲生活でお互いの生活観が合わないことがわかった時に「婚約解消」という傷を負うことなくお別れできるというメリットがあります。

 

 

一方で婚約前に同棲をすると、将来に責任を負わない状態での同棲生活に慣れてしまい、婚約するタイミングを見失いがちというデメリットがあります。

 

 

私たち人間は現状維持バイアスがかかる傾向にあり、「できればこのまま変化なく穏便に過ごしたい」と無意識に考えて行動しています。

 

 

そのため、一度同棲生活に慣れてしまうと、あえて婚約するという変化を起こすにはそれなりの決断力が必要になります。

 

 

そして変化を伴う決断をするのは非常にエネルギーを使うので、特別な理由がないと先延ばしにしがちです。

 

 

私の場合は婚約する前に同棲を始める形となったので、このようにだらだらと結婚が先延ばしになってしまわないかと懸念しました。

 

 

そのため、同棲する前に「何の約束もないまま同棲したくない」と彼氏に告げました。

 

 

すると、畳みかけるように次の葛藤が生まれます。

 

 

プロポーズを待つべきか否か

 

あと物件さえ決まれば同棲開始というタイミングで、彼氏に「なんの約束もないまま同棲するのは嫌」と話した。

意図は伝わったようで、彼氏は「結婚する?」と返事をした。

でもそこでわたしは拍子抜けをしてしまった。

「結婚する?」は、彼氏の意思表示ではなく私の意思確認だった。

私は同棲するなら婚約してからがいいけど、かといって今すぐ結婚したいわけじゃなかった。だから、言葉に詰まった。

はっきり「結婚してください」とは言ってくれないんだなとモヤモヤ。

あんまりこの話題を引っ張るべきじゃないと思って、別の話題に切り替えた。

 

 

「何の約束もないまま同棲するのは嫌」と彼氏に伝えたところ、「結婚する?」と返されてしまった当時の私は拍子抜けしました。

 

 

プロポーズは男性からするものという固定観念を持っていたんですね。

 

 

「結婚する?」じゃなくて「結婚してください」でしょうが!と心の中で突っ込んでしまいました。

 

 

本来はどちらからプロポーズしてもいいのですけど、私の場合はプロポーズされたいという憧れが強くて、それではっきりプロポーズしいてくれなかった彼氏にモヤモヤしていました。

 

 

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実際に同棲してから結婚した感想

 

続いて上にあげた3つの葛藤について、同棲を経て結婚してみてから感じたことをお話しします。

 

①結婚するべきか否か

 

私の場合夫の扶養に入ることは想定していないので、正直結婚じゃなくて事実婚でもいいんじゃない?と思っていました(今でもそう思っています)。

 

 

また、自分の苗字が気に入っているので、結婚して苗字が変わることにも抵抗がありました。

 

 

そこで結婚前に夫に

 

「私苗字変えたくないし、仕事も続けるし、事実婚でもいいんじゃない?」

 

と伝えたところ、

 

「法律婚でいいんじゃない?俺が苗字変えてもいいし」

 

という意外な回答がきました。

 

 

私の結婚のネックは苗字が変わることだったので、苗字を変えなくて済むならそれでいいかと思い、法律婚をしました。

 

 

入籍してから1年ほど経って、結婚前には気が付かなかった思わぬメリットがありました。

 

 

それは、この人と幸せになろうという覚悟ができたことです。

 

 

結婚をするとお互いの家族を巻き込んでの付き合いとなるので、滅多なことで別れることができません。

 

 

そのため、自然と「お互いを尊重していい夫婦生活を送っていこう」という気持ちが芽生えました。

 

 

②婚約前に同棲するべきか否か

 

 

ポジショントークみたいになってしまいますが、私は婚約前に同棲して良かったと思います。

 

 

1ヶ月も一緒に暮らせば、お互いの生活リズムや家事の得意不得意が見えてきます。

 

 

よほど生活スタイルが合致していない限り、きっと1回はお互いの価値観がぶつかり合って喧嘩になるでしょう。

 

 

私も同棲してちょうど1ヶ月ぐらいで、別れ話に発展するレベルの喧嘩をしました。

 

 

喧嘩の原因は、彼氏が一人暮らしの部屋から同棲する部屋に持ち込んだ粗大ごみを捨てずに放置していたことでした。

 

 

「処分してほしい」と10回ぐらい言ってもなかなか捨てようとしない彼に対して、ある日私が ”ブチっ” といってしまいました。

 

 

そして粗大ごみの処理の話から始まった喧嘩がヒートアップして、私が怒っていたはずなのに彼氏が「過去あんなこと言われていやだった」という話を始めたりして、ついには別れ話にまでなりました。笑

 

 

(その後、お互い謝って仲直りしました)

 

 

でもこういった喧嘩は、同棲後の通過儀礼みたいなものだと思います。

 

 

喧嘩することでお互いの価値観のズレを認識し、話し合うことでお互いの妥協点を見つける。

 

 

そうやって2人にとって心地いい生活ができるようになっていくんです。

 

 

結婚する前に同棲して価値観のズレや妥協点を認識しておくことで、結婚生活もうまくやっていける可能性が高くなると思います。

 

 

③プロポーズを待つべきか否か

 

 

独断と偏見ですが、一般的に女性は「結婚する前にちゃんとプロポーズされたい」という願望を持っていると思います。

 

 

おそらくこの願望は、思春期に摂取した恋愛モノのドラマや漫画で、ドラマチックなプロポーズシーンを散々見てきたことが影響しているのではないかと推察します。

 

 

私もご多聞に漏れず、プロポーズされることに憧れを持っていました。

 

 

しかしアラサーになると、プロポーズされるのをのんびり待ち続けるという訳にもいかなくなってきます。

 

 

「このままダラダラと約束のない関係を続けて、30歳を超えて別れることになったらどうする?」

 

 

という恐怖心が芽生えてくるんですよね。

 

 

私は、「プロポーズされる憧れが叶う可能性」と「婚期を逃すリスク」を天秤にかけて、リスク回避の行動を取りました。

 

 

具体的には同棲して3ヶ月ぐらいの時、楽しくおしゃべりしていた流れで「結婚する?」と聞きました。

 

 

そうしたら、「うん!」と元気な返事が返ってきました。

 

 

(自分が「結婚する?」と言われた時は「なんではっきりプロポーズしてくれないんだろう」とモヤッてたくせに、自分も同じ言い方していてなんやコイツって感じですね 笑 )

 

 

これで婚期を逃すリスクは回避できたわけですが、自分の憧れを叶えたい気持ちも捨てきれていなかったので、「ちゃんとプロポーズされたい憧れがある」ことを正直に彼氏に伝えました。

 

 

その1ヶ月後ぐらいに、普段は行かないようなお洒落なレストランで指輪と一緒にプロポーズをしてもらいました。

 

 

ちなみにレストランは私が選びましたし、指輪は一緒に買いに行きましたw (お金は夫が出してくれました)

 

 

これだけお膳立てをしても夫はプロポーズの際に緊張していたので、プロポーズという行為はその人の性格によってはとてもプレッシャーのかかるものなんだと思います。

 

 

婚約前はどうしてもプロポーズにこだわりたくなってしまいますが、結婚してしばらく経ってしまえば思い出の一つに過ぎなくなります。

 

 

結婚すると、「夫婦生活をいかに円満にするか」とか「子どもは何歳で産むか」とか「キャリアはどうするか」とかそういう方向に気持ちが向くので、どっちからプロポーズをしたかなんてどうでもよくなります(笑)

 

 

なので、プロポーズしてほしいのに彼氏が全然動いてくれない・・・という方は、自分から動いてしまいましょ。

 

 

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まとめ

 

以上、27歳で婚約せずに同棲し、その後結婚した女の体験記でした。

 

 

過去の私と同じような葛藤を抱えている方にとって、何か参考になることがあれば幸いです。

 

 

それでは。

 

 

 

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