こんにちは。ペペ子(@pepeko_segirl)です。
SIer でSEをしています。
社会人になって3年が過ぎました。
このブログを開設したのは社会人2年目のはじめ頃です。
「辞めたいと思っていたけど、なんとか1年頑張れたよ」という話を、次の新入社員の方々に向けて発信しようと思ったのがきっかけです。
その時に書いた記事はこちら。
2年目の終わりにも1年間の仕事を振り返った記事をアップしており、年度のまとめ記事は毎年の恒例イベントとなっています。
社会人3年目の一年間は、2年目の頃とはまた違った経験をしましたし、仕事に対する価値観もだいぶ変わってきました。
大きな決断としては、今の仕事を辞めることにしました(笑)
もう上司にも報告済みで、今年中に退職する予定です。
そのような決意に至った背景も併せて記録します。
3年目の仕事
まずは、3年目の仕事を振り返ります。
1年間で5つの案件に参画
3年目の1年間は、計5つの案件を経験させていただきました。
- システム更改案件(要件定義フェーズ)
- エンハンス開発案件(要件定義フェーズ)
- 既存システムのアプリ化案件(基本設計フェーズ)
- データ分析案件(データ分析)
- PoC(実証実験)案件(要件定義~最終報告)
こうして並べてみると、色んな経験をさせてもらったなあと思います(笑)
ある先輩からは「会社の都合であちこちに動かされてかわいそうだね」と言われましたが、飽きっぽいので色んな案件を転々とできて個人的には楽しかったです。
小規模案件のリーダーを経験できた
先述の5つの案件のうち、PoC(実証実験)案件はリーダーの立場で参画し、要件定義から実験結果の最終報告までを主管で進めました。
この案件に参画するまではリーダーの下で手を動かす役割しか担ってこなかったので、自分的には結構なチャレンジでした。
約半年で要件定義から実験、最終報告までを行う小さな案件でしたが、プロジェクト管理を自分で行うというのは非常に大きな経験でした。
最終報告後は「やりきった」感があり、もうIT業界を引退してもいいと思いました。(伏線)
仕事を辞めようと思った理由
自分がリーダーの案件が終わった直後、次の案件に入るというタイミングで、上司に「今年中に退職します」と伝えました。
角が立たないように「彼氏の海外転勤についていく」という理由で退職意向を示しましたが、本音は違います(笑)
この記事では、その本音部分を記録します。
先輩が忙しすぎる
私はまだ役職の無いヒラ社員なのでそこまで残業は多くなかったのですが、主任以上の人がとにかく社畜でした。22時とか23時までメールが飛び交うことはざらで、課長からは深夜1時とかにメールが来ることもありました。
私が所属していた部署がたまたまそうだっただけでみんな毎日定時で上がっている部署もあったのかもしれませんが、部署違いの同期の話を聞いても同じような現場は多かったみたいです。
仕事が好きであれば残業もそんなに苦ではないと思います。しかし私はそこまで仕事を好きになれなかったので、このまま会社に居座って責任も残業も増えていくのはちょっと耐えられないなあと思いました。
自分にとって「価値のある生き方」を再考した
こちらの記事でも紹介している、『「あれ、私ななんのために働いているんだっけ?」と思ったら読む 最高の生き方』(著者:ムーギー・キム)。
爆笑・感動・成長できる1冊!
マウンティングゴリラ、フヘイフマンドリル、オラノウータンが大暴れ! 脳科学・哲学・心理学・宗教・霊長類学の真髄が1冊に。
「私、なんのために働いているんだっけ?」と思ったら読む本。「仕事は一流、人生は二流」にならないために――。
生き方・働き方を再考したい30~40代、定年後の充実した生き方を考える50~60代、就活生・転職活動者必読の、根本的な生き方への問いに応える1冊。引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/4046019484?tag=maftracking-22&linkCode=osi&th=1&psc=1
本書は、脳科学・哲学・心理学・宗教学・霊長類学から「人間の行動原理や価値観」をまとめていることが大きな特徴です。
自分の行動原理を見つめなおすことで他人が描いた人生から脱却し、自分にとっての「価値ある生き方」を真剣に考える。そんなきっかけを与えてくれました。
「私はいつまでこの会社で働くんだろう?」と考えていた社会人3年目の終わりごろにこの本を読んで、「よし、会社辞めよう」と思いましたね(笑)
私の仕事は、平たく言えば「ITで世の中を便利にするシステムをつくること」です。この仕事自体にはすごく価値があると思っていますが、自分が理想とする働き方や生き方を考えた上で、「自分にとって価値のある仕事ではない」と思ったのです。
SEの仕事自体は必要なものだけど、別に私がやらなくてもいいわけです。それなら、私より熱意をもって仕事をできる人にポジションを譲ったほうが、生産性が高まって社会への貢献度も高くなるのでは?と思いました。
すぐに行動を起こしたくなるいい本だったので、「今の生き方をずっと続けてもいいのだろうか?」と考えている人に読んでいただきたいです。
「あれ、私なんのために働いてるんだっけ?」 と思ったら読む 最高の生き方
失うものがないうちに、方向転換をしようと思った
結婚して住宅ローンを抱えていて子どももいて、辞めたくても辞められずに病んでしまった先輩社員を何人か見てきました。
私はまだ結婚していないし、子どももいません。失うものが少ない今のうちに、方向転換しようと思いました。
今後の方針
下の記事でも書きましたが、緊急事態宣言下での自粛生活を経て、私の中で「孤独の価値」が高まりました。
そのため、転職ではなく独立の方向に舵を切ることを考えています。
IT業界からは一度離れて、自分の新しい可能性に挑戦します。
挑戦した結果、「やっぱりIT業界の方が合っている」と思えば戻ってくる可能性もありますが、挑戦してみないことには分かりません。
「やるも地獄、やらぬも地獄」なら、「やりたいようにやった地獄」の方がマシだと思います。
自分の選んだ道で試行錯誤しながら、成長を積み重ねていきたいと思います。
それでは。
2021.4.29追記
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