こんにちは。ペペ子(@pepeko_segirl)です。
3年前にルレ・エ・シャトー加盟旅館の「あさば」(修善寺)と「明神館(松本)」の宿泊レポを書きました。
3年ぶりにルレ・エ・シャトー加盟旅館を新規開拓したため、宿泊レポを記載します。
今回は群馬の谷川温泉にある別邸・仙寿庵に遊びに行きました。
ルレ・エ・シャトーについて
仙寿庵の宿泊レポに入る前に、ルレ・エ・シャトーについて簡単に紹介します。
ルレ・エ・シャトーは1954年にフランスで設立されたホテル・レストランの会員組織であり、厳格な審査をクリアした施設のみ加入が認められます。
ルレ・エ・シャトーのメンバーは、世界各国・地域のホスピタリティーや食文化の多様性と豊かさを大切に守り、より多くのお客様へ提唱していくことを理念として共有し、2014年11月にユネスコで宣言したルレ・エ・シャトーのヴィジョン ーその土地の伝統や環境を守りつづけるー を日々実践しています。
引用元:http://www.relaischateaux.jp/
ルレ・エ・シャトーに加盟している旅館は、”その土地の文化に根差した一流のおもてなしを提供してくれる旅館”であることが保証されています。
2022年現在、ルレ・エ・シャトーに加盟している日本の旅館はわずか11館です。
宿の雰囲気
エントランス・ロビー
仙寿案の門構え。
写真左側の門にはしっかりとルレ・エ・シャトーのエンブレムがありました。
玄関の門を入ってすぐのウェルカムスペース。静かな気品に圧倒されます。
ロビーに案内されて、ウェルカムドリンクとお菓子をいただきました。
もうこの時点でだいぶ気持ちが高ぶっていました。
ロビーはお庭に面しているのですが、谷川岳が臨める贅沢な景観を味わえました。
お部屋
今回のお部屋は露天風呂付き和室Bを予約しました。
お部屋にあったお菓子やおつまみ。
全てサービスです。量の多さに驚きました。
広縁の窓からは緑いっぱいの自然が。
とても心が癒されます。
仙寿庵ではすべてのお部屋に客室露天風呂がついています。
和室Bは一番安いお部屋でしたが、客室露天は大人二人で入れる広さでした。
お部屋から出ることなく露天風呂に入れて、風呂上りにすぐにお部屋でゴローンとできるのは最高の贅沢ですね。
庭園
仙寿庵には、お散歩が楽しめる広い庭園があります。
お庭の中にあるこちらの建物には新鮮なブルーベリーが用意されていて、自由にいただくことができました。
お庭には休憩できるスペースもあります。
道中に自然の水で冷やされたラムネのサービスありました。
夏に訪れたので、季節感があって粋だな~と思いました。
冬に来たら水はお湯に変わっていて、あったかい飲み物が置かれていたりするのかな。
こういった季節感のあるサービスを受けると、季節を変えてまた来てみたいなと思いますね。
丘を登っていくとグランピング気分を楽しめるような設備もありました。
が、雨が降ってきてしまったので早足で館内に戻りました。
その他設備
他に目を引く設備として読書ルームがあったのですが、訪問した時は改修中で利用することができませんでした。。
次回訪問する際は読書ルームも楽しみたいです。
温泉
仙寿庵には大浴場が2つあり、時間入替え性で滞在中に両方のお風呂を楽しむことができます。
どちらの大浴場も内湯と露天風呂があり、露天風呂では谷川の音と緑に包まれながらゆっくりと湯浴みを楽しめました。
仙寿庵の温泉は弱アルカリ性で、敏感肌の私でものんびり湯につかることができました。
「一の蔵」の大浴場にはドライサウナがあり、セルフロウリュができるようになっていました。
ただ元々の温度が若干低めなので、80~100℃のサウナに慣れているサウナーの方には少し物足りないかもしれません。
仙寿庵はあくまで芸術的な空間と温泉を楽しむ場所なので、サウナはおまけ程度と考えましょう…言いたいところですが、なんとプライベートサウナが新しくできたという噂があり、今後はサウナ―の方にもおすすめできるお宿になるかもしれません。
プライベートサウナ新設の話はこちらのGOETHEさんの記事で知ったのですが、公式HPでは特にPRがなかったので一般客が使えるようになるのはまだ先の可能性が高いです。
現時点(2023年1月)では利用方法や利用料金などが分からない状況のため、また新情報が入り次第追記したいと思います。
また、大浴場の雰囲気はHPを見てもらえたらと思います。(大浴場の写真は撮れないので…)
食事
夕食
食事は会場で食べるスタイルですが、お部屋ごとに個室が用意されていてちょっと特別感がありました。
今回の宿泊で通されたのは縁側のある個室。
座席の後ろにあったソファにはひざ掛けが用意されていました。
食事に使わないソファがあるなんて、贅沢すぎる。。
ちなみにソファの上にある大きな紙袋の中身は、サービスでいただいた仙寿庵のバスタオルです。
実は仙寿庵に宿泊する2週間ほど前に入籍しまして、チェックインの際に仲居さんに会話の流れでそのことをお話したら、夕食の際にお祝いの品としてくださいました。
食事会場はお部屋毎に個性がありそうな雰囲気だったので、訪れる度に今日はどんなお部屋かな?とワクワクしそうです。
夕食の献立。
先付のお品。
茄子の煮物。
お造り。
焼き物。
ほおずきは飾りではなく、実の部分がじゃがいものお団子料理になっていました。お洒落。
メイン料理は魚とお肉から選べます。
旦那は魚、私は肉を選びました。
こちらは魚料理。
蝦夷アワビ・車エビ・シルクサーモン・お野菜を石焼にしていただいたのですが、肝心の主役たちがブレている…(笑)
こちらは肉料理。増田牛フィレの石焼です。
増田牛は群馬のブランド牛だそうです。
メインの付け合わせに鰻の山椒煮と小口胡瓜の胡麻出汁かけがあったのですが、これがとても美味しかったです。
〆はとうもろこしご飯、ちぎりっこ汁、香の物。
谷川の地域ではすいとんのことをちぎりっこ汁と呼ぶそうです。
食後の水菓子。
「谷川の星空」という名づけがとても素敵でした。
個室でのお食事は以上でしたが、お部屋に戻ると夜食が用意されていました。
夜食はちまきとスイカです。
夕食・夜食ともにおいしくいただき、お腹いっぱいで眠りにつきました(笑)
朝食
朝食は洋食と和食から選べます。
私は洋食、旦那は和食にしました。
こちらは洋食のメニュー。手描きイラスト感がかわいいです。
パンはこちらの専用トースターで焼いていただきました。
専用トースターがあると、自分の好きなタイミングであったかいパンが食べられるのが嬉しいですね。
ワンプレート朝食ですがかなりボリュームがあり、朝からお腹いっぱいになりました。
まとめ
あさばと明神館につづいて3軒目のルレ・エ・シャトー体験でしたが、個人的には仙寿庵が一番満足度が高かったかもしれません。
仙寿庵は13:00からチェックインすることができるので、ゆっくり滞在を楽しめることが大きいです。また、全部屋客室露天なのもいいですね。
次点で明神館かなあ。明神館の大正ロマンな雰囲気も大好きです。
仙寿庵、いつか読書ルームとプライベートサウナも堪能してみたいです。
それでは。
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